プロテインを飲む人であれば、「ゴールデンタイム」という言葉を聞いた事があるでしょうし、「ゴールデンタイムにはプロテインを飲まなきゃ!」と、半ば義務的にプロテインを飲んでいる人もいる事でしょう。
「ゴールデンタイムはトレーニング後」と認識している人も多いのではないでしょうか?
と言うよりも、トレーニング後以外がゴールデンタイムと言われる事は少なかったのが現実だと思います。
しかし今、"新たなゴールデンタイム"が分かってきているのです。
【新たなゴールデンタイム「トレーニング前」】
トレーニング前とトレーニング後でプロテイン摂った場合を比較した研究があります。(※1)
以下の要素を比較してみました。
・たんぱく質(アミノ酸)の取り込み量
・筋合成の高まり
・筋分解の抑制
結論としては、、全てにおいてトレーニング前の方が優位であると明らかになったのです。
恐らくトレーニングによって血流が増えることによってたんぱく質の取り込みが促進され、その結果筋合成の高まりや筋分解の抑制が起きた、と言われています。
トレーニング前に摂った場合は、後と比較すると、たんぱく質の取り込み量が約2.5倍多かったのです。(以下のグラフで、PREが前、POSTが後です)
トレーニング中の取り込み量は当然PREが上昇していて、さらにはトレーニング後でも取り込み量はPREが高い傾向にあります。
そこまで違うと、そこから連鎖して筋合成の高まりや筋分解の抑制もトレーニング前に摂ることで大いに差が出ることが理解出来ます。
当然1回の摂取でいきなり筋肉が付く訳ではありませんが、継続的に例えば1%良い効果を得ていけば、月に20回トレーニングをするとしたら、20%の差が生まれる可能性もあるでしょう!
(実際には同じ部位を20回トレーニングすることは無いと思うので、あくまでも理屈上の話ですが!)
【トレーニング後は?】
「前に摂れってことは、後と合わせて2回飲まないといけないのか!」と思われた方もいるでしょう?
今まで「トレーニング後がゴールデンタイム」と言われてきて、ずーっとそのタイミングで摂ってきた人にとって、摂らないことは少し心配になる気持ちもとても分かります。
しかしながら、実際にはプロテイン(たんぱく質)を摂ってから、少なくとも5-6時間は血中アミノ酸濃度が高い状態、つまり筋合成が高まっている状態が続くので、前に摂れば後には摂らなくても大丈夫と言えます。
つまり、今まで「トレーニング後がゴールデンタイム」という話を信じてトレーニング後にプロテインを摂っていた人は、摂るタイミングを"新たなゴールデンタイム"であるトレーニング前に変えるだけでOKなのです。
もちろんトレーニング後にも摂ることのデメリットはあまり無いので、心配な気持ちを抑える意味でもプロテインを摂っても大丈夫です。
(プロテイン代が増えてしまうというデメリットはありますが!)
【ホエイ>=EAA/BCAA】
トレーニング前と言うとEAAやBCAAを摂っている人も多いと思います。
しかし、EAAとはEssential Amino Acid、つまり必須アミノ酸のことで、ホエイプロテインの約半分はEAAになります。
さらにはそのうちの一部がBCAAなので、つまりホエイを摂れば、EAAとBCAAも摂っていることになります。
さらに残りの半分はEAA以外のアミノ酸であり、EAAを摂る以上に様々なアミノ酸が摂れるのがホエイなのです。
しかもEAAやBCAAよりも、ホエイの方が経済的にも優位なことが多いので、今EAAやBCAAをトレーニング前に摂っている人は、プロテインに置き換える事で財布への負荷も抑えられるでしょう。
【トレーニング前専用プロテイン】
そんな"新たなゴールデンタイム"専用のプロテインがProtein Nationの「プレワークアウトプロテイン(PwP)」です。
PwPはトレーニング前に摂りやすいように甘さがなく、苦味の効いたコーヒーそのもののようなビターカフェラテ風味になっています。
ベースがホエイプロテインで、1回あたり20g摂れるように設計されています。上述のように約半分はEAAなので、約10gのEAAを摂っているのと同じ事になります。
他のプロテインやサプリメント同様に、吸収されるまでの時間があるので、その時間を考慮すると、トレーニングの60分くらい前に摂るのがベストと言えるでしょう。最初にストレッチや軽いウォームアップをする人も多いかと思うので、実際にちゃんとしたトレーニングを始める時間を踏まえて摂るタイミングを決めると良いでしょう。
【PwPのパフォーマンスアップ効果】
PwPはホエイプロテインの摂取以外にもトレーニング前に摂る理由があります。
PwPにはパフォーマンスを上げる成分が3つ配合されていて、全て摂ったタイミングで効果を発揮するのです。
クレアチンやベータアラニンのように、実際に効果が発揮されるまでに何日も時間がかかるものではありません。
①パワーアップ、覚醒・集中
コーヒー約3杯分のナチュラルなカフェインにより、覚醒して集中力が高まり、パワーが上がります。
いつもより挙上重量が上がるのが実感出来ると思います。
②スタミナアップ
アクチジンという成分により、持久力が上がり、挙上回数を上げられます。
「いつもより粘れる」というコメントをよく頂きます。
③パンプアップ
N.O.系であるパープルフォースという成分により、パンプアップが促進され、結果回復も促進します。
摂ってすぐのトレーニングでもパフォーマンスが上がりますが、次のトレーニングでもパフォーマンスアップが期待出来ます。
【まとめ】
トレーニングの前が、よりたんぱく質(プロテイン)摂取が効率的になる"新たなゴールデンタイム"になることが分かってきています。
プレワークアウトプロテインのパフォーマンスアップ効果も踏まえると、トレーニング前にプレワークアウトプロテインを摂ってトレーニングをする人は、より質の高いトレーニングができるでしょう。
※1:Tipton KD, Rasmussen BB, Miller SL, Wolf SE, Owens-Stovall SK, Petrini BE, et al. Timing of amino acid-carbohydrate ingestion alters anabolic response of muscle to resistance exercise. Am J Physiol Endocrinol Metab. 2001;281: E197–206.
プレワークアウトプロテインの購入は↓
過去の記事はこちら