Deep world of Nutrition:Whey Protein Isolate vol.1

Deep world of Nutrition:Whey Protein Isolate vol.1

サプリメントとして売られているホエイプロテインには、大きく3つの形があります。

Whey Protein Isolate(WPI、ホエイプロテインアイソレート、ホエイたんぱく分離物)

Whey Protein Concentrate(WPC、ホエイプロテインコンセントレート、ホエイたんぱく濃縮物)

Whey Protein Hydrolysate(WPH、ホエイプロテインハイドロライセート、ホエイたんぱく加水分解物)

 

WPIと WPCの大きな差はたんぱく質の含有率です。

原料レベルでWPIは90%以上、WPCは80%以上がたんぱく質になります。どちらも「無水物換算値」と言って、水分がない状態での含有率になるので、「現物」とも呼ばれる実際にある物としての含有率はもう少し下がります。

商品化する際にはこの原料に各社が味付けや溶け・泡立ちの抑制、他成分を加えるので、さらにもう少し含有率が下がります。

たんぱく質の量だけで考えると、WPCを使っているプロテインでも、1割ちょっと多く摂ればWPIと同じとも言えます。

 

しかし、たんぱく質の含有率が多いという事は、他の成分、主に脂質や炭水化物が少ないと言うことになります。

たんぱく質もですが、脂質も炭水化物もカロリーがあり、特に脂質は同じg数だとたんぱく質の2倍以上のカロリーがあるので、「出来るだけたんぱく質でカロリーを摂りたい」と考えるシリアスなトレーニーにはWPIがおすすめです。

 

また、炭水化物をカットして体のカットを出したいトレーニーにも、同じくWPIがおすすめです。

そこまで厳密にしない「普通」の人には数gの炭水化物は問題無いかもしれませんが、「1日の炭水化物は50gまで」というように、きっちりとやっている人は少しでも炭水化物をカットしたいので、数gが大きな差になるかもしれません。

 

To be continued...

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